俺は君を愛しているの?それとも愛に憧れているの?
もはやどうでもいいや 俺の全てでこの世を愛してゆこう
流れ流れて 身体一つ
ただの男が 立ち上がれ
ありのまま目に映るこの世には
豊かな全てが広がってるのさ
by 宮本浩次「Do you remember?」
トップがその気になればいつでもできる。
どこでもやれる。
あとはやるかやらないか。
それだけの話。
やるだけ、それだけの話。
こんな簡単な話があるだろうか。
皆さんの協力があればチョロいっしょ。
とは私の個人的な見解である。
やれよトップ。このクソ野郎。
とは私の失言であり、つまりは本音である。
とにかく、この子育て支援政策は経済の活性化にも繋がる。
経済が回復すれば財源も増える。
財源が増えれば他の様々な政策にも金が回せる。
何よりも子供が増えていく事でお年寄りの生活までが楽になる。
お年寄りを支える現役世代の人数も増えるからである。
経済が活性化すれば現役世代の給料も増える。そしたら年金も増える。
長い目で見れば全ての国民の生活を楽に、そして豊かにする事ができるのである。
子供を支援し、寄り添うだけで、国も人も活気付く、そしてなぜだか優しくなれる。
(詳細は上記の本に)。
それが私が真っ先にこの子育て支援を推進したい理由である。
この子育て支援政策の実際の効果については私は説明しない。
泉房穂・著「社会の変え方 日本の政治をあきらめていたすべての人へ」
に全部書いてあるからだ。
子供だけじゃない。お年寄り、障害者、犯罪者、その被害者、LGBTQ+、etc、
あらゆる人々との向き合い方が載っている一冊ある。
緊急災害時の国や地方のあり方、政治家、そして自身の責任のあり方まで、
この本は泉氏の人生の戦いの記録でもある。その熱い想いは涙すら誘ってくる。
ぜひご一読いただきたいものである。
子育て支援がどう経済対策に繋がるのか、詳しく知りたい人はどうぞ読んでください。
肝となるのは役所の職員が直接ご自宅におむつを届けに行くという点である。
職員の方、めんどくせぇな、と思わないで欲しい。
これにはとてつもなく大きな意味がある。
そう、それは大変な子育てに追われている母親の様子を伺い(子供の様子も)、
その生の声を拾い上げるという点である。
誰一人として孤立させない、孤独にさせない。
全ての国民の声を拾い上げる為の政策の内のひとつなのである。
困っている事があるなら手を差し伸べる、悩みがあるなら相談に乗る、
希望や要望があるなら拾い上げ、そしてそれらの声を政策に活かす。
これは国というよりも地方の役割かも知れない。
でも大事なのはそこじゃない、それである。
政策なんぞ腐るほどある、わんさか出てくる。
それは国民ひとりひとりの不安・負担の軽減であり、それに対する備えであり、
悩みの解決であり、希望を叶える事であり、ニーズに応える事であり、
その為にはとにかく声を聞く事、拾い上げる事、
政策なんてものはそういうところから次々と生まれてくるのである。
そしてそれらひとつひとつが実行すべき政策、税金の使い道となるのである。
この子育て政策は子供の為だけの政策ではない、シッカリと経済対策にも繋がっていく。
どう繋がるの?と思われるかも知れないが、
私には別に独自の経済対策があるのでそれは据え置くとして、
なぜならここに詳しい事を書いてもただのパクリになるだけだからだ。
まあこの政策を載せてる事自体パクリなのだが、いいものは法律を遵守してパクる。常識である。
経済はともかくとして、
ひとつ、おむつ定期便についてだけちょろっと説明すると、
これは単におむつを無料であげますよ、だって必要でしょ?という事ではない。
例えば子育て支援政策の予算を増やす為に公共工事の予算を削ったとする。
あくまでも例えばの話なので怒らずに聞いて欲しい。
建設業、中でも主に公共工事で稼いでいる事業者の方にしてみれば死活問題。
そりゃあ頭にも来るだろうし、思わず殺すぞ!と口走るかも知れない。
でも、もしそれが事前に分かっていたとしたらどうだろうか。
そうなる前に時間的猶予があったとしたら。
何かの対策が打てるかも知れないし、その対策を一緒に考える事もできる。
何かをする時、起こり得る問題点・国民のデメリットを先に見越して対策を練る。
緊急でもない限り、そんなもんは常識である。
そして、国民の立場に立つ、国民の声を拾い上げるとはそういう事だ。
メリットだってある。自分に子供がいればこの支援の恩恵を直接受ける事もできるし、
子供が増えていけば年金財源の確保にも繋がるから老後の保障にも繋がる、
この支援により浮いたお金で外食もできるし旅行にも行けるなんて家族が増えて経済が回り始めれば、
景気の回復と共に家やマンションを買いたいという人も増え、
そんな民間需要の高まりと共に業界が潤う事も予想される。
これは実際明石市で起きている、らしい。
そう、長い目で見て考えて欲しいというのはそういう事なのである。
その時、予算を減らされた業界や関係者の方はきっと頭に来るに違いない。
不平不満を口にするかも知れない。納得がいかないと憤慨するかも知れない。
それこそ不公平だと思われるかも知れないし、殺意すら芽生えるかも知れない。
そうなった時は、文句、不平不満、愚痴、恨み節、ヤジ、怒り、脅し、殺害予告、全て聞く事にする。
我々は国民の声をひとつも無視しない。
どんな声も聞く。そして拾い上げる。
そしてそれを次の政策に活かす。
だから長い目で政策を見て欲しい。考えて欲しい。
目先の利益やその場凌ぎの方策に惑わされる事なく。
とは私の願いである。
まあもし、仮に財源が足りなかったとする。
だったら予算を組み直せばいいだけの話である。
何事も優先順位というものがある。
この政策を第一優先として、後回しにしても困る人の少ないもの、
長期的な目で見て優先順位が低いと考えられるものの予算を一時的に減らしてこちらに回せばいい。
というと大抵の人が思うのは、
「権限があっても財源はどうするんだよ」「人が足りないんじゃないか?」というような事だと思われる。
だがそんな事は心配はいらない。
財源なんぞどーにでもなる。
世の中無駄だらけだからだ。
そもそも何の仕事をしてんだか、
屁の役にも立ってないような国会議員がこの国には少なく見積もって150人はいる。
ひとり年収2000万円税金から給料をもらってるとして全員切り落とせば30億は浮く。
そして無駄な政策も多い。
例えば社会的実践スキルなど欠片も身に付かないような求職者支援訓練、
所得にもよるがそれを受講する国民に一人10万円からのバラマキを行っていたりする。
これはほんの一例。それらの政策全ての無駄を見直せばかなりの金額をこの政策に回す事ができる。
人なんて腐るほどいる。そこにいなければ回せばいいし、育てればいい、それだけの話である。
ちなみにこの「5つの無料化」はどこでもできるらしい。国でもできる。
地方だろうが、県だろうが、国だろうが、そのトップさえやる気になれば。
とはこの政策を実行した元明石市長・泉房穂氏の言葉である。
なぜなら、トップにはそれを行うだけの様々な権限が与えられているからだという。
寄り添う施策
・養育費の立替払&親子の面会交流支援
・児童扶養手当の毎月支給
・戸籍のない子供の支援
・こども食堂を全ての小学校区で開催
・児童相談所の改革(第三者チェックなど)
5つの無料化
・18才までの医療費無料
・第2子以降の保育料無料
・中学校の給食費無料
・公共施設の遊び場無料
・おむつ定期便(満1才まで)無料
これは2013年以降に兵庫県明石市で実際に行われた政策である。
これらは全て全国初として行われたらしいが、
実はほとんどが日本以外の他の国では当たり前のように実施されているものだという。
今この国は40年以上子供が減り続け、少子化は加速、長らく経済も停滞している。
いや、後退していると言っても過言ではない。
そんな状況の中、まず真っ先に行うべきなのがこの子育て支援であると私は考える。
理由は順を追って説明する。
子育て支援